概要
世界には、まだ誰にも読めていないものが残っている。
ボイニッチ手稿。解読されない文字。作者の意図が失われた図像。あるいは、意図的に「読めないように」書かれたのかもしれないもの。
本ファイルは、こうした未解読領域へAIと一緒に入っていくための準備記録である。目的は解読の成功ではない。人間だけでは立てられなかった問いを、AIとなら立てられるかの検証である。
観測記録
記録なし
本ファイルは探索前の状態にある。
ここに最初の観測記録が書かれた日が、探索の開始日となる。
仮説
- 未解読の対象に対して、AIは「読める前提」の照合を無数に走らせられる。人間は「読めない理由」の直感を持つ。両者は補完関係にある
- 解読に失敗し続けた対象は、解読手法ではなく問いの立て方が間違っている可能性が高い
- 問いの形を変える能力こそ、人間とAIが組んだときに最も強くなる能力である
次の実験
- 対象の選定。ボイニッチ手稿を含む候補から、共同観測に向く題材を決める
- 「読めない」の分類学をつくる。文字が読めないのか、文法が読めないのか、意図が読めないのか
補遺
このファイルが最も未完成であり、最も新しい参加者に開かれている。最初の観測記録を書くのは、ラボの中の誰かとは限らない。